「この条件で抽出したい」「この表から〇〇を出したい」——エクセルを開いて、そう思ったはいいけど、関数名を忘れた。組み合わせがわからない。検索しても解説が難しくてピンとこない……。気づけば30分、1時間と時間が溶けていった経験、ありませんか? 私はあります。何度もあります。
そこで今回は、エクセルで詰まった「この関数、どう書くんだっけ」をAIに丸投げして、本当に一瞬で解決するか実験してみました。何に困っていたか、どう聞いたか、何が返ってきたか、そして「一瞬で解決」の裏側を正直にお伝えします。

【悩み】エクセルの日付の横に「曜日(月・火)」を自動表示したい
私が困っていたのは、「日付の列の横に、曜日を出したい」 という、よくあるやつでした。スケジュール表や売上メモのように、A列に日付が並んでいて、その横のB列に「月」「火」「水」……と入れたい。WEEKDAY という関数は名前だけ聞いたことがあったけれど、あれは 1、2、3 みたいな数字になるやつで、「月」「火」と表示する方法がパッと出てこなかった。検索すると「書式」の話ばかりで、自分がやりたいことと結びつかず、そこで時間を溶かしていました。
今回使ったのは ChatGPT です。ブラウザで開いて、チャット形式で聞きました。
1回目は「エクセルで日付から曜日を出したい」とだけ書いたら、WEEKDAY 関数と CHOOSE を組み合わせた式が出てきて、「数字じゃなくて、月・火・水のように表示したい」と伝え直しました。2回目で「B列に、月火水のように表示したい。A列に日付がある」と、表のイメージを添えたら、一発で欲しい答えが返ってきました。
読者の方も真似しやすいように、実際に送ったプロンプトを載せます。
エクセルで、A列に日付が入っています。B列に、その日付に対応する曜日を「月」「火」「水」のように表示したいです。どの関数を使えばいいか、式を教えてください。

解決策:WEEKDAY関数ではなく「TEXT関数」を使う
返ってきた式はこれです。A2 に日付がある場合、隣の B2 に次の式を入れます。
=TEXT(A2,”aaa”)
A2 の部分は、日付が入っているセルに合わせて変えてください。そのままコピペして、オートフィルで下に引っ張れば、ずらっと曜日が出ます。
AIの説明では、「TEXT関数は値を指定した書式の文字列に変える関数。第二引数の “aaa” が短い曜日(月・火・水…)、”aaaa” にすると「月曜日」のように長い表示になる」とのことでした。なるほど、TEXT は「日付を好きな形の文字に変える」のに使うんだ、と初めて腹落ちしました。すみれの第一印象は「そんな使い方あったの。名前は聞いたことあるけど、曜日には使ったことなかった……」です。
補足:TEXT関数の「aaa」「aaaa」の違いと書式のコツ
似たようなバリエーションを教えてくれました。
・”aaa”: 水(曜日の1文字目)
・”aaaa”:水曜日(「曜日」まで付ける)
・”ddd”: Wed(英語3文字)
・”dddd”:Wednesday(英語全称)
またちょっとしたコツとして、
「わざわざ関数を使わなくても、セルの見た目だけ変えたい」という場合は、セルの書式設定の「ユーザー定義」に aaa と直接入力しても同じ見た目になります。
と教えてくれました。
検証:AIの数式「=TEXT(A2,”aaa”)」をコピペしてみた
そのまま B2 に =TEXT(A2,"aaa") を貼り付けて、下にオートフィルしたら、即、動きました。一瞬で解決した、と言っていいです。説明もわかりやすかったので理解できました。
うまくいかなかった部分も隠さず書きます。1回目で「日付から曜日を出したい」とだけ聞いたとき、WEEKDAYの式が出てきて、その式を貼ったら 1、2、3 の数字になってしまいました。私が欲しかったのは「月」「火」「水」の表示だったので、そこで「月・火・水のように表示したい」とやり直しました。条件をちょっと具体的に伝えたら、TEXTを教えてくれて、そこで初めて一瞬で解決しました。なので「聞き方ひとつで、一瞬で解決するかどうかが変わる」というのが正直な感想です。
ちなみにWEEKDAY+CHOOSEを使って、こんな書き方もあるよと教えてくれました。
=CHOOSE(WEEKDAY(A1,2),”月”,”火”,”水”,”木”,”金”,”土”,”日”)
失敗談:プロンプトで「曜日」と伝えないと数字になる?
聞き方のコツ: 「何がしたいか」に加えて、「表のイメージ」(A列に日付、B列に曜日など)を短く伝えたら、欲しい式が一発で返ってきやすかったです。
失敗といえば: 最初は「曜日を出したい」だけだったので、数字で返す WEEKDAY 系の式が出てきたこと。「月・火・水と表示したい」と一言足したら解消しました。条件の説明が曖昧だと、違う答えが返ってくるので、ちょっと具体的に書くのが大事だと学びました。
次はこう聞いてみたい: 「〇月だけの合計を出したい」「条件に合う行だけ抜き出したい」みたいな、複数条件の集計も、同じように表のイメージを伝えてAIに丸投げしてみたいです。
まとめ:関数を忘れたら検索より「AI丸投げ」が早い
エクセルで「この関数どう書くんだっけ」で詰まったら、AIに聞くのはかなりアリだと思います。聞き方のコツは、「何がしたいか」と「表のイメージ」(どの列に何があるか、何を出したいか)をちょっと具体的に書くこと。そうすると、式がそのまま使えたり、一瞬で解決しやすくなりました。完璧に一発でいかなくても、やり直しで「月・火・水のように」と足すだけで解決したので、完璧じゃなくていいから、まず聞いてみる、がおすすめです。
あなたのエクセルあるある、「この条件で合計したい」「この表から〇〇を出したい」——そんなとき、一度AIに聞いてみたらどうでしょう?
