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未読の山を解消!議事録要約をAI(ChatGPT)に丸投げして分かった時短のコツ

Published on 2026年2月12日

会議の議事録、読みましたか?

「後で読もう」と思って保存したまま、気づけば未読の山。要点だけサッと把握したいのに、全文読むには時間がかかりすぎる……。そんな経験、ありませんか? 私はあります。何度もあります。

そこで今回は、長すぎる議事録をAIに「3行で要約して」と丸投げする実験をしてみました。どんな議事録を渡したか、どう聞いたか、3行要約の結果、そして時短になったか・失敗談まで、正直にお伝えします。

パソコン画面に表示された膨大な量の議事録を前に、『うん、長い……』と頭を抱えてため息をつくすみれのイラスト。デスクには未処理の書類が山積みになっている。

実験の前提:ChatGPTで1時間の会議を要約する

使ったのはChatGPTです。ブラウザで開いて、議事録の本文をそのままコピペして貼り付けました。

1回目は「この議事録を3行で要約して」とだけ書いたら、要約は返ってきたけれど、やや抽象的で「決定事項がもう少しはっきりしているといいな」と感じました。2回目は「決定事項と、次回までにやること(アクション)が分かるように3行で要約して」と条件を足したら、自分が欲しい形に近い要約が返ってきました。

読者の方も真似しやすいように、実際に送ったプロンプトを載せます。

AIへのプロンプト

以下は会議の議事録です。決定事項と、次回までにやること(アクション)が分かるように、3行で要約してください。

(ここに議事録の本文を貼り付け)

【実践例】AIが要約したサンプル議事録のプロンプト

実際に会社での議事録を載せることは出来ないので、これまたAIに作成してもらったサンプルの議事録を用意してみました。

サンプル議事録

第1回 定例進捗ミーティング 議事録

日時: 2024年5月15日(水) 14:00 - 14:55
場所: オンラインミーティング(Zoom)
参加者:

[チームリーダー名] (リーダー)
[参加者A] (営業部)
[参加者B] (開発部)
[参加者C] (マーケティング部)
[参加者D] (広報部)
[記録者名] (記録)

1. 開会挨拶・本日の議題確認
- リーダーより開会挨拶。
- 本日の議題は「今月の進捗共有」「来月のキックオフイベント準備」「〇〇プロジェクトの今後の進め方」の3点を確認。

2. 今月の進捗共有
営業部(参加者A):
- 新サービスの契約件数は予定通り推移。今週中に大口顧客との契約締結予定。
- 来月のリード獲得キャンペーンの準備は順調。ランディングページの修正が完了次第、広告運用を開始する。

開発部(参加者B):
- 新機能△△の開発は最終テスト段階。来週中にデプロイを予定。
- バグ報告のうち、優先度高のものは全て対応済み。優先度中のものは今月末までに完了予定。

マーケティング部(参加者C):
- 今月のSNS投稿はエンゲージメント率が目標を上回った。
- 来月のプロモーション施策として、インフルエンサーとのコラボ企画を立案中。今週中に企画書を提出する。

広報部(参加者D):
- プレスリリースの配信は予定通り実施。Webメディアへの露出も増えている。
- 次回のメディア向け発表会は来月上旬に調整中。

3. 来月のキックオフイベント準備
- リーダーより、来月のキックオフイベント(6月10日予定)の進捗確認。
- 会場: 〇〇ホールで仮押さえ中。来週中に最終決定が必要。
- コンテンツ: 各部署からの発表内容について、おおまかな方向性は決定済み。詳細なスライド作成はこれから。
- 参加者A(営業部): チームメンバーへの周知は完了。参加希望者の集計も順調。
- 参加者C(マーケティング部): イベント告知ページの制作は8割方完了。残りのコンテンツ(スピーカー紹介など)の準備を進める。
- 参加者D(広報部): イベント告知のプレスリリースは準備済み。会場決定後、速やかに配信したい。

【決定事項】
- 来月のキックオフイベント開催日は6月10日で確定とする。
- キックオフイベントの会場は、来週中に最終決定し、関係者へ連絡する。

【アクションアイテム】
- 参加者D: 来週中に会場との最終調整を行い、会場決定次第、イベント告知プレスリリースを配信する。
- 参加者C: キックオフイベント告知ページの残りコンテンツ(スピーカー紹介など)を来月末までに完成させる。

4. 〇〇プロジェクトの今後の進め方
- 〇〇プロジェクトについて、現在の状況と課題を共有。
- リーダーより、いくつか懸念点があり、このまま進めるのは難しいとの意見。
- 参加者B(開発部)より、現状の課題解決には追加のリソースと時間が必要であるとの見解。
- 今回は時間がないため、詳細な議論は次回ミーティングに持ち越しとする。次回までに各部署で現状と課題、代替案を整理しておくこと。

【決定事項】
- 〇〇プロジェクトに関する詳細な議論は次回ミーティングに持ち越し。

【アクションアイテム】
- 全員: 次回ミーティングまでに、〇〇プロジェクトの現状と課題、代替案を各自で整理する。

5. その他・次回開催について
- その他、特に議題なし。
- 次回ミーティングは5月29日(水)14:00に設定。

6. 閉会
- リーダーより閉会の挨拶。

ChatGPTが返してくれた「3行要約」の結果

本物の議事録をそのまま見せることは出来ないので、サンプルを使って実践してみたいと思います。

AIからの回答

3行要約(決定事項+アクション)
・決定:来月のキックオフイベントは6月10日開催で確定、会場は来週中に最終決定/〇〇プロジェクトの詳細検討は次回へ持ち越し
・アクション①:**広報(D)**は会場最終調整後、イベント告知プレスリリースを即配信マーケ(C)は告知ページ残り(スピーカー紹介等)を来月末までに完成
・アクション②:全員が次回までに〇〇プロジェクトの現状・課題・代替案を整理し、5/29(水)14:00の次回会議で共有。

第一印象は「うまくまとまってる。これなら『何が決まったか』が一瞬で分かる」でした。全部を読まなくても、決定事項とやるべきことが3行で押さえられているな、と感じました。

実録:議事録要約をAIに丸投げして感じたメリット

要約だけ見て、「会議の内容、だいたい把握できた」と思えました。全文を読むのに10分以上かかっていたところが、1分もかからず「何が決まったか」「自分がやることはあるか」が分かったので、時短にはなったと思います。ほかの人に「あの会議、何話してた?」と聞かれたとき、「要点だけならこれ」と3行をそのまま共有するのにも便利でした。

ただ、3行だけだとやはり現在の状況や話の流れなど、拾いきれない情報も多々ありますので、重要な情報はしっかり読み込むことをおすすめはします!

あとは、貼り付けたときにAIが「どこまでが議事録か」を少し取り違える可能性もありそうだな、と感じました(今回は問題なく要約できましたが、形式がバラバラな長文のときは、冒頭に「以下が議事録です」と書いておくと安心かもしれません)。

AI要約のコツと失敗談:一言添えるだけで精度が変わる

  • 聞き方のコツ: 「3行で要約して」だけだと、あらすじっぽくなりがちでした。「決定事項だけ」「アクションアイテムが分かるように」など、欲しい形を一言足すと、自分が使いやすい要約になりました。
  • 失敗といえば: 1回目で条件がゆるくて、要点がもう少しはっきりしているといいな、と感じたこと。やり直しで「決定事項と次にやること」を指定したら解消したので、何を重視した要約が欲しいかを最初に書いておくのが大事だと学びました。
  • 次はこう聞いてみたい: 議事録以外に、長いメールや資料も「3行で要約して」と丸投げしてみたいです。「結論だけ」「賛成・反対のポイントだけ」のように、用途に合わせて条件を変えて試してみようと思っています。

まとめ:議事録の「積読」はAI要約で解決しよう

長い議事録を「後で読もう」のまま積読にしているなら、AIに3行で要約させるのはかなり時短になると思います。コツは、「3行で」に加えて 「決定事項だけ」「次にやることが分かるように」 など、自分が欲しい形を一言添えること。そうすると、要点だけサッと把握しやすくなりました。大事な抜けがないか不安なときは、要約を見たうえで気になる部分だけ元の議事録に目を通す、という使い方でも十分だと思います。

あなたの積読議事録、一度AIに「3行で要約して」と頼んでみたらどうでしょう?

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The Author

すみれ

AIの進化に驚きつつも使いこなせない、アナログ寄りのWebライター。 毎日の献立から苦手なメールまで、暮らしの「困りごと」をAIに丸投げしては、その斜め上の回答に一喜一憂する日々を送っています。