「次、何の映画見よう……」
週末の夜、ソファに沈みながらスマホを開き、NetflixやAmazon Primeの画面を右に左に……気づけば30分。結局「今日はもういいや」と寝落ちしたこと、ありませんか? 私はあります。何度もあります。
そこで今回は、「次に見るべき映画」をAIに丸投げして決めてもらう実験をしてみました。どんな聞き方をしたか、何本出てきたか、そして肝心の「ハズレなし?」の答えまで、失敗も含めて正直にお伝えします。

映画選びの条件設定:AIに伝えた「今の気分」とプロンプト
まず、AIに伝えた「自分情報」です。
- 好きなジャンル: ほっこり系の人情もの、ちょっと泣ける映画、日常のささやかな幸せがテーマの作品
- 最近観た映画: 『コーダ あいのうた』『マイ・インターン』
- その日の気分: しんどいニュースから少し離れて、心が軽くなるようなものが観たい
使ったのはGoogleのGeminiです。ブラウザでそのまま開いて、チャット形式で聞きました。読者の方も真似しやすいように、実際に送ったプロンプトをそのまま載せます。
わたしの自己紹介は以下のとおりです。
好きなジャンル: ほっこり系の人情もの、ちょっと泣ける映画、日常のささやかな幸せがテーマの作品
最近観た映画: 『コーダ あいのうた』『マイ・インターン』
その日の気分: しんどいニュースから少し離れて、心が軽くなるようなものが観たい
今の気分に合う映画を5本教えて。
すると、Geminiはわたしに優しい言葉をかけながら、5本の映画を紹介してくれました。
しんどいニュースが続くと、心がささくれ立ってしまいますよね。今は情報をシャットアウトして、優しい世界にどっぷり浸かるのが正解です。
『コーダ あいのうた』や『マイ・インターン』がお好きなら、「不器用な誰かが、誰かの居場所になる物語」や「年齢や立場を超えた友情」に心が動くタイプとお見受けしました。
今の気分にぴったりの、デトックス効果抜群な5本を選びました。
Geminiが厳選!「心が軽くなる」おすすめ映画5選
アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜
日常の何気ない瞬間が、実はどれほど宝物かに気づかせてくれる名作です。タイムトラベルという設定はありますが、本質は「家族の愛」と「今日という日をどう生きるか」という極めて温かい物語。観終わった後、深呼吸したくなるような爽快感があります。(2013年)
湯を沸かすほどの熱い愛
「ちょっと泣ける」どころか、しっかり泣けるかもしれませんが、その涙はとても温かいものです。銭湯を営む一家の絆を描いた人情もので、主演の宮沢りえさんの圧倒的な母性と、家族の「一生懸命さ」に心が洗われます。日本の「ほっこり」と「強さ」が詰まった一品です。(2016年)
最強のふたり
『マイ・インターン』が好きなら間違いなくハマる、実話に基づいた友情物語。車いすの大富豪と、介護役になったスラム出身の青年。住む世界が違う二人が、遠慮のない本音でぶつかり合いながら最高の相棒になっていく姿は、観ていて本当に気持ちが良いです。(2011年)
しあわせのパン
北海道の洞爺湖のほとりでカフェを営む夫婦と、そこを訪れるお客さんたちのオムニバス形式の物語。焼きたてのパン、丁寧に淹れたコーヒー、美しい風景。視覚的にも癒やし効果が高く、日常のささやかな幸せを五感で感じられるような、穏やかな映画です。(2012年)
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
一流レストランの料理長が、オーナーと喧嘩して店を辞め、古びたフードトラックでサンドイッチを売りながらアメリカを横断するお話。美味しい料理、軽快な音楽、そして息子との絆。嫌な奴がほとんど出てこない、多幸感に溢れたロードムービーです。(2014年)

検証レビュー:AIおすすめの『シェフ』を実際に観てみた
候補5本のうち、今回は『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』観てみました。
当たり:『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
ちょうど見終わったところでこの感想を書いています。ほんのちょっとでも幸せな気分になりたいと思ってGeminiにお願いした丸投げではあったものの、期待どおりの気持ちになれました。とくに、「嫌な奴がほとんど出てこない」というのが良くて、なんなら主人公が前半から中盤まで荒れていて、そういう意味では一番嫌なヤツだったかも(笑)。
軽快で楽しい音楽と、美味しそうな料理がとても居心地の良い空間を作ってくれている。とてもキュートな息子の心の変化に、こちらまで心動かされる良い映画でした。
結論:AIの映画レコメンドは「ハズレなし」?的中率は?
まだ実は、見終わっているのは1作品だけ。2作品目を見ている途中です。
全部が全部「大当たり!」かどうかは分かりません。ただこれだけは言えます。かなりの精度でこちらの気持ちに寄り添った映画をおすすめしてくれる可能性大です!聞き方や気分によっても、また別の色々な作品を紹介してくれるのかと思うと、ワクワクがとまりません。

まとめ:映画選びに迷ったら「気分」をAIに伝えてみよう
「5本教えて」だけだと定番ばかりだったので、実はこのあと、「日本映画」「ここ5年」とプロンプトに色々と足して、もっと楽しんでしまっています。聞き方を工夫していくとより楽しくなりそうです。
逆に、「今日はサスペンスで、でもグロくないやつ」のように、ムードだけ指定してジャンルで絞る実験もしてみたいです。
まとめです。「次、何観よう」で迷ったら、AIに「今の気分」と「好きな雰囲気」を伝えて候補を出してもらうのは、かなりアリだと思います。全部が自分にハマるとは限らないけれど、聞き方をちょっと工夫するだけで、知らなかった一本に出会えたり、当たり率が上がったりします。
あなたは次、何を観ますか? よかったら、AIに聞いてみるのも一つの手です。